私たちが提唱する基本コンセプトは「ゲストの皆様が心から楽しめる結婚式」を築きあげていくことにあります。または、その姿勢だったりします。
それは、各セクションごとの担当者が自分だけの仕事としてそこで終わらせずに、どんな立場の仕事についていても全てを把握して、一丸となって取り組もうとする姿勢を忘れないということです。
一生涯思い出に残るたいせつなシーン。
だから、楽しくなければいけない。そのためには最大限にお二人が想い描いているブライダルを引きだしてあげることがたいせつなんです。そしてそれを各セクションのホテルスタッフが把握していること。
トータル的に完成させられたものを創りだす、ホテル全体がクリエーターと考えています。
ある意味、私たちの仕事は、お客様のお気持ちを見つけだし、それをスケッチブックに絵を描いて「こういう感じですか?」と提案しながら、
お客様のイメージ(夢)を形にしていく一種のクリエーターではないでしょうか。
ホテル本意の押しつけであったりお客様にまかせっきりでもだめ。いかにゲストの心を探り出していくか、
ゆっくり時間をかけた対応をしたいですね。
お二人がいままでお世話になった、たいせつなゲストをもてなすパーティ会場。ここでは、いろんなドラマが生まれています。はれて結婚されるお二人と、お招きされたお客様、ご両家親族の方々。パーティ会場では、いろんな方がこれから始まる物語の立て役者となって進行していくんです。当然ながら披露宴は一つとして同じものなど存在しません。
そんな空間に私たちが出逢えることは素晴らしいことではないでしょうか。
また、会場のお客様と直接お話しができる場にいるわけですから、充分な心遣いをしていかなければプロとして失格だと考えています。こんなこと言ったら、お客様に失礼かもしれませんが、会場内のお客様と一緒になって感動したり、笑ったり、自分たちもパーティに参加している感覚で楽しんでやってます。
「パーティ会場のセッティングでは、細心の注意が必要です」そう答えるのはサービススタッフ。それは、何事も準備が万全でないと本番に充分なおもてなしができないと考えるから。
一つとして同じパーティはないため、マニュアルどおりにはいかないと話す。「パーティの様子をイメージすることでセッティング内容にも幅をきかせた対応ができるんです。」
パーティ会場のきれいさは勿論のこと、清潔さも重要な要素となっています。卓上のセッティングには常に清潔な白い手袋の着用が義務づけられています。表向きは見えない裏方の作業ですが、お客様に対する深い想いが込められています。
ブライダルフォトって、いくつになってもご夫婦で、またはご家族で年に一度は見ていただきたい。そんな願いがふつふつと湧いてきます。 「いつまでもお幸せに…」の想いが伝わればと、ワンショットごと、気持ちを込めて撮影しています。
【PHOTOGRAPHER】
幸せいっぱいのお二人の表情。そして、ゲストの方々の祝福の笑顔。それらを感じさせる最高のショットをとらえたいですね。その時にしかできない表情を見逃しません。
【BEAUTY STAFF】
まずは精一杯の笑顔でお客様をお迎えすること。 挙式当日はどうしても緊張されて表情が硬くなってしまう事ってありますよね。だから、できるだけお客様をリラックスさせてあげることも私たちのたいせつな役目だと考えています。常に新しいイメージを取り入れて、それぞれのお客様にあったヘアー&メイクを心がけています。
【FLOWER STAFF】
お花の一つ一つには様々な意味合いが隠されています。 だから、ただ”綺麗”だけではなくブライダルに相応しい清楚で出しゃばりすぎない、素敵な飾花を創りたいですね。また、お二人と相談しながら季節感や個性を活かしたアレンジを心掛けています。
【COSTUME STAFF】
女性なら誰でも一度は夢を見た純白のウェディングドレス。そんな夢のお手伝いができるなんて、本当に素敵なことだと実感しています。花嫁の笑顔に出逢えた瞬間、私たちにも同じ充実感が湧いてくるんです。